確かな健康へ。 人生において、小さな事柄が大きな意味を持つことがよくあります。医療現場では、1グラムの差が私たちの健康を大きく左右するということを、あなたもよくご存知であることでしょう。secaは、職務を遂行するための土台となる、非常に精密かつ時代を超えて現代的なスケールと測定システムを、最高レベルで提供するパートナーです。seca製品の素晴らしさは1840年以来常に話題に上り、そのおかげで私たちはこの分野で世界的に市場をリードするまでになりました。皆様からの信頼を原動力として、今も変わらず発展を遂げています。
 

外観が美しいだけでは不十分ですが、外観の美しさはバランスの取れた中身をいっそう完璧にします。だからseca製品は見た目の美しさにも価値を置き、形の機能性のハーモニーは何十年経ってもその魅力を失わないのです。この魅力を多くの人に体験して頂きたいと思います。

ご自身が何を望んでいるのかわかっていれば、失敗することはありません。購入を決められる前に、どうぞ我々に穴が開くほどご質問ください。購入を決めるということは、信頼と大いに関係があります。我々は、お客様にいつまでも当社が誇るスケールや測定システムに満足していただけることを確信しています。
 

はっきりと申し上げましょう。悪いのはあなたです。何の罪か？それは我々が、何度でも新しい役割を見つけようと意欲に燃える原因を作っていることです。seca製品の利用者であるあなたからの、製品への望みや批判点があったからこそ、我々は一歩進んだ未来の製品を作り、ルーチンワークのプロセスを短縮し、ミスをなくすことで任務の負担を軽減する進歩的な製品ソリューションにより、市場への新しい要求を満たして来られたのです。

人は我々のことを退屈だと呼ぶかもしれません。なぜなら1840年以来毎日、最高に精確かつ時代を超えて美しいスケールと測定システムという、同じテーマに取り組んでいるからです。日々少しでも完璧に近づこうと試みているため、我々は高すぎるほどの要求を自身に課しているとも言えるかもしれません。本当はただ単に、情熱を持って取り組んでいるだけなのですけれど。我々は170年に渡り、自分たちが誰より得意とする事を実践してきました。
 

今日であれば、彼は非常に優秀な見習いであったでしょう。彼、つまり熱心な機械工マイスターであったA.C.C.ヨアヒムスは、師であり1821年にストラスブールで十分度秤を発明した修道僧で整備士のクインテンツから、必要な知識を学びました。賢明な見習い工であったヨアヒムスは、身につけたその知識と共にハンブルクへ移り、1840年7月11日にドイツで初めての秤工場を設立します。主に台貫や十分度秤、台秤、コラムスケールを生産し、世界中で販売しました。機械工房から小さな工場が誕生しましたが、1874年にヨアヒムスが死去するとその輝きを失うことになります。

フレデリック・フォーゲルがsecaを息子のロベルトに引き継がせたのは、第1次世界大戦と世界恐慌がどうにか過ぎ去った時でした。新しく社長に就任したロベルトは、第二次世界大戦の困難な時代でもsecaを行き残らせ、戦後すぐに会社の再興を手がけました。彼の手腕は成果を見せ、secaはその革新的な発展によりすぐに有名になりました。

父ロベルトの死後、息子のゾンケ・フォーゲルが会社を受け継ぎました。新しい戦略的方針のもと、ゾンケはsecaの市場リーダーシップを拡大していきます。彼のコンセプトは、医療分野における最高精度での身体測定に集中することでした。「スケールといえば、secaスケール！」と大きく書かれたトラックが街を走り、新しい製品を披露して売りました。secaはいつもお客様のすぐ近くにあったのです。

1840年のあの時、若き日の機械工A.C.C.ヨアヒムスは、こうなることを予想できたでしょうか？当時彼が、数百万人の人が将来何を必要とするであろうか感じ取れていなければ、現在secaはここまで世界的な成功を収めていなかったでしょう。我々は常に、ほんの少し先の未来を考えているのです。最高精度を誇る我々の医療製品は、すでに110カ国で使用されています。さて、111番目の国は一体どこになることでしょう。

より多く持てる者は、そうでない者に分け与える。声を聞き、耳を傾け、手をさしのべ、彼らのために時間を割く。それが我々の社会的責任であり、secaが重視している事です。困難な条件下でも献身的に人道的ミッションに従事する医師や看護師、医療機関スタッフは、我々にとって本当に社会の英雄です。

子供は私たちの未来です。南インドにあるミラディ村では、北ドイツの支援団体が孤児院や学校を運営し、様々な職業教育の機会を提供しています。2004年には、彼らはハンブルクの整形外科医ユルゲン・ツィッペル博士と共に、リハビリセンターを備えた小児整形外科センター「Children’s Orthopaedic Centre （COC）」を設立する構想を実現させました。

エリトリアで生きていくのは並大抵のことでありません。生まれたばかりであれば尚更です。未熟児が生き延びるチャンスを高めるため、人道支援団体「Hammer Forum e.V.」は2003年より新生児集中治療施設において実用的支援を行っています。年に2回、ドイツから医師1人と看護士2人がボランティアでエリトリアの首都アスマラにあるこの新生児病棟を訪れ、赤ちゃんの治療やスタッフのトレーニングを行っています。secaは2009年12月に、現地への航空券代、宿泊費、食費、薬代および医療機器代をすべて負担しました。

当たり前なことなど何もありません。この地球のために私たちが何もしないのであれば、一体誰が行動を起こすというのでしょう。貴重な資源を無駄にすることは誰にもできません。我々secaの人間が「命より重いものはない」と言う場合、当社のスケールや測定器のことだけを意味しているのではなく、診療所や病院、老人福祉施設、また世界中にある小規模な施設でのたゆまぬ活動に対する敬意も表しています。

良い事を継続してためいくには、我々皆が一丸となって取り組まなければ成りません。我々は、それが健全な考え方であると思っています。
 

我々が新しい製品を開発する時は、多くの前提条件をクリアしなければなりません。それは使用者であるお客様に満足のいくサービスを提供するだけでなく、環境に優しくなければいけません。だから我々は、secaの5代目やその後に続く世代がいつか革新的なアイディアを実践しようとする時にも十分な資源が残されているように、地球資源を非常に大切に扱っています。

secaにおける環境保護は、企画の段階から始まります。ハンブルクでも杭州でも、ドバイでもバーミンガムでも、secaのスケールや測定システムのための素材が生産され加工される場所であれば、世界中どのseca支部でも同じことが言えます。

早朝から元気いっぱいでいるにはどうすればいいでしょう？自動車から他の移動手段に切り替えられるように、secaは良い機会を提供しています。例えば、環境保護と健康が結びついた「Fahrrad-Spaß（自転車の楽しみ）」という活動です。またはバスや電車の定期券を買うと魅力的な交通手当てが支給され、secaの社員は常に渋滞に悩まされずに職場に来ることができます。

サービスとは奉仕することです。外に対しても内に対しても同じです。資財を大切に扱うことでその価値を保ち、それにより所有財産が値打ちあるものとなります。それには資源を意識して利用することも含まれており、secaは例えば走行距離の大きくなった配送車を、定期的に最新のブルーモーションテクノロジーによる車両と取り替えています。それだけでも、燃料を以前より10～15％削減することができています。

大きな全体は多くのパズルピースから成っています。最高の結果を得るためには、それぞれのピースが合わなければなりません。だからこそsecaは、それを理解して共に発展を遂げていこうと考えるパートナーや下請業者としか、一緒に仕事をしないことにしています。それには規定された構成条件や作業条件の遵守や、作業安全性を継続的に向上していくための措置も含まれています。児童労働や汚職、差別などもっての他です。